飼主さまからの訴え、動物からのサインを注意深く観察して鑑別・除外診断をしていきます。病気は1つとは限りませんので、負担がないように1つ1つ必要な検査をしていきます。
入院施設もしっかりしていますので、去勢・避妊だけでなく整形外科、腫瘍外科などのあらゆる手術をしています。手術の多い動物病院で研修医時代からたくさんの手術を経験しています。
腫瘍治療は大きく分けて外科的切除、抗がん剤療法、放射線療法、免疫療法があります。
皮膚病の原因はアトピーなどの免疫が関連していることも、ノミやダニなどの寄生虫、細菌、真菌、ホルモン病などいろいろあります。すぐに治ることはあまりなく、また飼主さんの観察や協力が治療のカギになります。
心臓病は早期発見、適切な治療をすることが長生きに重要です。心臓は重要な臓器でありながら、代償機能も優れているため進行していても表面に現れにくいため、悪化すると一気に危険になったり、急死することもあります。レントゲン、心電図、エコーを使って適切な治療をしましょう。
消化器症状には嘔吐、下痢、食欲不振、腹痛などがあります。動物は話せないため検査も血液検査やレントゲン、バリウム検査、エコーなど多種多様に渡ります。急性の場合、命に関わることもありますので注意が必要です。
膀胱炎、腎盂腎炎、腎不全、結石、前立腺疾患、腫瘍、卵巣・子宮疾患など多くの病気があります。投薬、外科手術などいろいろな治療法がありますが、血液検査、尿検査、エコーなどでしっかりと鑑別診断し、適切な治療法を一緒に考えていきましょう。
歯ブラシなどの毎日のお手入れの他、デンタルガムで口臭を抑えたり、麻酔下で歯石除去や抜歯なども行っています。歯周病をほうっておくとアゴの骨折や口内炎にもなる場合もあります。日頃から注意しましょう。
脳疾患・脊髄疾患ではふらつき、痛み、足をひきずる、倒れるなどいろいろな症状があります。それに対する治療には、内科・外科・再生医療などが効果があります。椎間板ヘルニアの治療もいろいろな選択肢があります。できるだけ早期に治療したほうが効果が高くなりますので、不安に思ったらご相談ください。
骨折、脱臼、靭帯損傷に関しては大阪岸上獣医科で数多くの手術を経験してきました。治療方法は手術をしない保存療法と外科治療がありますが、どちらも多くの経験があります。 飼い主さんとよく相談して決定します。
最近は超小型犬が人気で増えてきたため、難産も増えてきています。出産は難産になるかどうか、その時にならなければわからないことがほとんどです。妊娠期間は犬の場合は63,64日が一般的ですが、個々によって変わってきます。交配して3週間以上でエコーにて診断が可能になりますので、その後の注意点・頭数確認・出産準備・帝王切開・出産後についてなどを相談して、十分な備えをすることが重要になります。
ガン治療には、手術で切除する外科療法と抗ガン剤療法、免疫療法があります。腫瘍によってどの治療が効果的なのかは異なります。一番有利で効果的な治療法を一緒に考えていきましょう。
詳しい内容を見る我々の身体の中にある幹細胞は炎症を抑えたり、傷んだところを探し出して修復するホーミング機能をもっていると言われています。当院では、脂肪の中にある脂肪幹細胞を取り出し、培養・増殖させてから投与する治療を行っています。それによって椎間板ヘルニア、口内炎、自己免疫疾患など今まで治らなかった病気が治癒したりしています。
詳しい内容を見る避妊・去勢の手術、ワクチン接種、フィラリア予防をお考えの方はご覧ください。ホルモンの影響によって発症する病気の予防や望まれない繁殖を防ぎます。事前に電話にて(WEB予約はできません)ご予約をお願いいたします。
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